習慣は身につくまでに時間がかかるが身につくとなかなかやめられない
今ある習慣は地道に身についた習慣
人が何気なく身につけている習慣は幼少期からコツコツと積み上げてきたものです。
歯磨きも最初は習慣ではなかったはずです。
親に「歯磨きしなさい!」と注意をされながら地道に習慣になっていっているのです。
習慣が身につくとやめるのが難しい
習慣は身につくとやめることが難しくなります。
今更歯磨きやお風呂をやめることは出来ないはずです。それをしないと気持ち悪いからです。この領域になることが習慣を身につけるということです。
しかし元々そういった習慣が無い人にとって気持ち悪いという感情は出ません。元々幼少期から習慣がないのかもしれません。また習慣にはなっていた人が【面倒くさい】感情が出るうちに習慣が離れていったのかもしれません。
「習慣が身につく」と実感することはない
習慣が身につくには長い人で半年はかかります。しかし半年後に「習慣が身についた!」と実感できるものではありません。後ろを振り返った時に「気が付いたら毎日やっている」というような感じです。
その習慣が苦にならないとか、どこにいっても実践できるとか、人によって習慣が「身についた!」と実感できるタイミングはバラバラです。
それだけ習慣というものは自然に身につくことだと知っておいてください。
習慣をやめることも自然過ぎて実感がない
せっかく身についた習慣も「気がついたらやめていた…」
ということが起きるのも習慣の特徴です。
「今日は仕事長引いてきついから明日しよう!」
「雨降りそうだ、明日晴れるから明日にしよう」
など、先延ばしにするクセや言い訳が生まれると、そういったクセが習慣になってしまいます。
そして気がついたら先細るように習慣をやめてしまっています。これもあまりに自然すぎるためにやめたことにさえ気付かないレベルなのです。
【つまり】言い訳できないくらい小さな習慣を設定する
大切なことは【仕事できつい】【雨が降る】というネガティブな要素があってもできる【小さな習慣】を設定することです。
今まで外に出る習慣さえなかった人が【毎日ランニングする】などはハードルが高すぎます。
足腰を鍛えたいのであれば
【風呂前に正しいフォームでスクワット1回する】
がいいと思います。お風呂は毎日する行為ですし雨が降っても関係ありません。また仕事がきつくても【たった1回】でいいのです。余裕があれば5回に増やしたって構いません。
大切なことは【毎日続けられることを前提条件にする】ことなのです。
実際にやるとほんとに簡単に身についてしまうやり方
そういう私もこのやり方で習慣を身につけました。最初は【風呂前にスクワット1分】というふうに設定しました。1分なのできつい時は1回でもいいのです。とにかく大切なことは【タイマーをセットする行為】です。
タイマーさえセットできればクリアという簡単な習慣だったのですが徐々に慣れていき、気がついたら色々な筋トレを行うようになっていきました。
今では2年間ほぼ毎日筋トレをしています。みるみる体は変化していき体脂肪率も25%から10%ほどまで落ち、筋肉量も10キロ以上増加しました。